イント・ビーストカップリングCD #4 &#5 収録コメント
5月8日発売のセイント・ビーストカップリングCD第4弾と第5弾の収録現場にて、キャラクターソングを収録された宮田幸季さん、緑川光さん、杉田智和さん、鈴村健一さんに、感想コメントをいただいてきました。

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宮田幸季さん(朱雀のレイ役)/曲名「金色の花が咲く丘で」
実はこの曲のタイトルを知ったのはWebラジオの収録が最初だったんです。そこでこの「金色の花の咲く丘で」が、同じCDにカップリングされる緑川さんの「Atlas」という横文字のタイトルとくらべて、長い日本語のタイトルで昭和の香りがするって言ってたんですよ(笑)
ところが、それから音源を聴いたらアップテンポで爽やかだったので、収録の日までタイトルを忘れてたりして(笑)
これまでのレイのキャラソンと比べても明るめで爽やかだなって言う印象は受けましたね。これは歌を聴いてくださる皆さんが判断されると思うんですけど「この曲もレイだね」と思ってもらえたら良いなあと思います。歌収録の時には毎回言っていることではあるんですが、歌を通してキャラクターを感じてもらいたいなということを常に心がけて歌っています。
でも、とにかく難しい曲でしたね。ディレクターさんも今回の"カップリングCDシリーズ"の10曲の中で1番難しいとおっしゃっていて、難易度も10段階評価で10なんだとか(笑)
これでレイのキャラソンも3曲目ということで、演じている僕としてはすごく嬉しいです。収録も自分なりに一生懸命やらせていただきました。で、結果はもう素晴らしいものに出来上がりましたので、ぜひ皆さんもこの曲を覚えてください。お気に入りの曲がまた1つ増えました。

緑川光さん(鳳凰のルカ役)/曲名「Atlas」
ルカのイメージから想像すると、マイナー系の曲なのかなあと思っていたんですが、いただいたのは意外にも爽やかな歌でした(笑) 戸惑ったというわけではないんですが「おおっ、そう来たか」みたいな感じがありましたね。
今回は家であまり練習をしてこなかったのに上手く歌えましたね。歌のレコーディングって一種の"賭け"なんですよ。昔のようにがむしゃらに練習して臨んだ方が良いのかというとそうでもなくて、練習していったがゆえにレコーディングの時に声が出なかったりして(笑) それじゃあしょうがないし、年の関係で回復も…思うように行かなくなってきて(笑) だから仮歌を何度も聴いて、ウィスパーに近い感じで声を合わせながらイメージを作っておくんです。
どっちみちレコーディングではたくさん歌うんだし、僕自身もポンポンポンとうまく収録が進む方ではないので、現場でリズムを合わせて行くと。今回はその"賭け"が良いほうに出て良かったです(笑)
メインのキャラクター達は、既に何曲か歌が出ているそうですが、遅ればせながらルカも参加させていただけまして、ルカファンの皆様もお待ちどうさまでした。今回は第1弾ということで、聴いていただければ幸いです。良かったら次にも是非呼んでいただきたいなと思っています。

杉田智和さん(流星のキラ役)/曲名「まやかしの夢」
放浪天使は、キラとマヤの2人がセットで考えられがちなんですけど、この曲は放浪天使というよりキラのみというか「流星のキラの曲」であるっていうイメージがすごく強くて、彼自身が心の深層でどう考えているのかとか、本当はこう思うとか、そういう意味での気持ちがすごく強く現れている気がします。
キラは兄として「マヤのためにしっかりしなきゃ」とか「俺まで涙流して母親を恋しがっていられない」と思ってるんです。でも、天使の年齢だと分かりませんが、人間の年齢でいうと彼は10代くらいとまだ若くて、気張って見せても不安に思うことって絶対あると思うんですよ。「お前は本当は辛いんじゃないのか?」とか「もしかしたらお前はこう思ってるんじゃないのか?」っていう、誰でも時々経験するような自問自答の中で、強い自分が弱い自分に語りかけて来るというか、自分が一番掴まれたくない所を掴まれてるというか、そんな雰囲気が伝わってきました。
いま収録を終えまして、人によっては非常に怒られるかもしれないですけど、上手い下手は別にして歌は大好きなので、気持ちよく歌わせていただきました。石田さんのトークノベルも魅力的ですし、聴いていただけるファンの皆様は弟の歌ともどもよろしくお願いします。

鈴村健一さん(風牙のマヤ役)/曲名「荒野の風」
今回の曲は歌詞やメロディがアグレッシヴな感じだったので、マヤ的にはどうすればいいんだろうなあと(笑)
マヤのことを歌っているのは間違いないし、マヤの歌だなあというのはすごい分かるんですけど、マヤ自身がこういうアグレッシブな曲を歌うのには僕の中で若干の抵抗があったんですよ。でも面白い試みでしたし、イメージとしてはピッタリだったので、こういう心の中を歌うキャラソンがあってもいいんじゃないかと思います。
詞もタイトルに「荒野」と付いているとおり、キラとマヤがボロマントを被って荒野を2人で歩いている姿がイメージができて、世界観をしっかりとイメージして作られてるなという印象です。
この曲とカップリングされる杉田の歌も、すごい興味深いです。完成品を続けて聴いてみたらどうなるんでしょうね。マヤの歌には、2人で横になって見上げた空に流れ星…みたいな、流星のキラをイメージさせる歌詞があるので、キラの方でもそれとリンクさせているかもしれないなあと、楽しみにしています。
とてもイメージが沸きやすい曲なので、聴いてくれる皆さんもイメージを膨らませてみてください。楽しみにしていてくださいね!

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